輸出データは好調
2025年1月、中国の二輪車輸出台数は104万4000台に達し、前年比13.56%増となりました。輸出額は6億5900万米ドルで、前年比11.13%増となりました。
大型二輪車(250cc以上)の輸出は前年比25.23%増と急増し、特に200シリーズ(排気量150ml以下、200ml以下)は70%増加し、ハイエンド市場における競争力の強化を示しています。
東南アジア、中東などの「一帯一路」市場が成長の主力エンジンとなっています。龍鑫(ロンシン)や大長江(ダチャンジャン)などの企業のASEAN諸国への輸出比率は40%を超えています。
産業チェーンの高度化が加速
中国三大オートバイ拠点の一つである江門市は、2024年に産業チェーン総生産額が335.2億元に達し、前年比16.8%の成長を記録しました。産業付加価値は54億元で、前年比16.7%の増加となりました。
地域は、投資の増加や新規プロジェクト(竹豊オートバイ公共試験場など)の立ち上げ、「高精度・先進的」なコア部品の現地生産化を推進し、サプライチェーンの安定性を高めることで、産業チェーンのエコシステムを改善してきました。
企業の戦略調整
大手企業(宗神や春鋒動力など)は、「OEM」から自社ブランドの構築への移行を加速させています。海外に研究開発センターを設立し、カスタマイズモデル(春鋒動力の欧州市場向けモデルなど)を投入することで、ブランドプレミアムを高めています。
中小企業は原材料費の高騰(アルミニウム価格は前年比12%上昇)と環境保護基準の強化による圧力にさらされており、利益率は3%未満で、業界の差別化が深刻化している。